新学年に向けた夏の間の予習

8月になり、夏休みも半分が過ぎました。いよいよ9月からは新学年ですね。Middle SchoolやHigh Schoolに進学する生徒さんにとっては、ワクワクと不安が入り混じっていることと思います。多くの親御様から「新学年の前にどのような準備をしておいたらいいのか」とご質問を受けます。前回のこのコラムでもお伝えしましたが、9月からのスタートダッシュが前期の成績を決めてしまうというのは言い過ぎではありません。

 【9月から履修するクラスの予習をする】

Algebra 1: いままでのElementary Mathから急に難しくなる感覚があると思います。日本で言う算数から数学へのステップと考えてください。いままでなんとなく出来ていた計算が複雑になると間違えることが多くなったりします。ひと月分の予習は必須です。

Geometry:まずは英語の表現を学んでおくべきです。Geometryでは特に前期では証明を学びますので、その際には沢山の決まった表現が出てきます。私の教えていたアメリカ人の生徒でも混乱することも多かったので、英語での表現に慣れていない場合は、練習が必要です。

Algebra 2,Pre Cal, Calculus:ひと月分できれば二ヶ月分の先取りをしておきましょう。学校で新しい概念を習うよりも最初の2ヶ月を復習に使うくらいのペースで勉強しておく必要があります。これらのクラスを履修する学年は10年、11年が主だと思いますが、大学進学の評価の対象になる学年です。成績を上げるためにも予習をしておきましょう。

 Science: ElementaryやMiddleではPhysical Science, Life Science, Earth Scienceを学ぶことになりますが、やはり苦労するのはScienceの言葉とそれらが何を示しているのか、と言うことの結びつきができにくいことです。ただ英語を日本語に訳して教えても子どもたちにはその日本語の持つ理科の概念がわかりませんから、余計混乱します。夏は時間が取れますので、9月から学ぶScienceの内容を英語とともに理解しておきたいと思います。GATEではわかりやすく理科の概念を説明して広がりを持った勉強をしています。

 High School Science: Biology, Chemistry, Physicsを履修する場合、Middle Schoolと比較にならないくらい沢山の言葉や概念を学ぶことになりますので、少なくとも1〜2ヶ月分(5〜6Chapter)の予習をしておくほうがよいでしょう。高校理科だからと思っていると間違えです。APレベルでは大学の初年度の内容ですし、レギュラーのクラスでも内容はかなり深くなっています。とにかく早めに準備しておくことが大切です。

 Common Coreで変わること:Elementary やMiddleで9月からCommon Coreが導入されていきますが、GATEでは新しいワークブックで勉強を始めています。内容を見ると今までの計算中心から文章で表現する設問に比重が置かれていることがわかります。Mathの内容はほとんど変わっていませんが、英語での表現に慣れておく必要があると考えています。

 【成績の目標を高く持つ】
成績のことばかりを話をするのはあまり歓迎されないかもしれません。しかし、現地校の成績は毎日の勉強の成果ですから、良い成績を取ることは、本当にお子さんが頑張ったということの証明になるのです。成績は90%以上はAというように絶対評価です。GATEでは「成績が良い」ということが「自分が頑張った」ということの証明だと生徒を激励しながら勉強を進めています。

 

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