大学進学と現地校の勉強（標準テスト編）

アメリカでは大学進学には標準試験の成績が大変重要になります。そして、これらの試験は現地校の学習内容と密接に関連しています。試験を受ける時期までに学校で内容を学んでいないと大きな負担になってきます。以下、標準テストとその内容の大まかな比較表です。しっかりと準備をしていきましょう。


テスト名	科目名	主な受験学年	終了しておくべき現地校の科目（理系のみ掲載）	備考
PSAT	Critical Reading Math Writing Skills	10-11年	pre-Algebra Algebra 1 Geometry	受験者はNational Merit Scholarｓhip (11年生)に応募でき、上位者には大学からのScholarshipのオファーなどが通知されます。
SAT	Critical Reading Math Writing Skills	11-12年	pre-Algebra Algebra 1/2 Geometry	米国大学進学の標準テスト上位大学では高い点数が要求され、早い時期からの準備が必要。日本の帰国子女受験でも要求する大学があります。
SAT 2	Math 2 c	11-12年	Pre-Calculus	理系専攻希望者は必須現地校の当該科目でしっかりと理解を深めながら、同時に試験準備をしていかないと高い点数は望めません。
	Chemistry	11-12年	Regular/Honors Chemistry
	Biology	11-12年	Regular/Honors Biology
	Physics	11-12年	Regular/Honors Physics
AP	Calculus	11-12年	AP Calculus	Advanced Placement Test 理系専攻希望者は必須高得点は米国大学の単位として認められます（大学によっては認めないところもあります）。 APクラスとはAPテストの試験準備クラスのことです。９年・１０年の関連科目で良い成績を取っていないとAPクラスは受講できないことが多いので、早めに現地校の勉強にしっかりと注力しておくことが必要です。
	Chemistry	11-12年	AP Chemistry
	Biology	11-12年	AP Biology
	Physics	11-12年	AP Physics
AMC	AMC10	9-11年	pre-Algebra Algebra 1 Geometry	American Math Competitionテスト。米国の上位大学に進学する場合、SATだけでなくAMCで高得点をとっていることが優位になります。
AMC	AMC12	11-12年	Pre-Calculus	AMC12は米国上位大学の理系進学では必須になりつつあります。
SAT２・APテストは理系科目のみ掲載しました。